知る」カテゴリーアーカイブ

網走・歴史街道をゆく その4食糧難の戦後、発掘調査団は必死に世紀の大作業を行った。

遙か昔、それは今から1200年前のこと。 アムール川下流域から流氷に乗って、 網走などオホーツク沿岸へたどり着いた民がいました。 海獣を狩猟しながら豊かな文化を極めていた、流氷の民「オホーツク人」。 彼らの存在が明らかに … 続きを読む

オホーツク暮らしびと その8ちいさな町が温かい理由。それは、世代を超えて人を繋ぐ人がいるから。

オホーツク海とサロマ湖に懐かれた北見市常呂(ところ)町は、「ホタテと遺跡とカーリングのまち」。穏やかな気候風土や、常呂川が運んだ栄養豊富な土壌に恵まれて、農業と漁業が営まれています。何でもよく実り、大きく甘い魚介類がとれ … 続きを読む

火の傍らで舞う「アイヌ古式舞踊」が、「ユネスコ世界無形文化遺産」の登録提案に。

「ユネスコ世界無形文化遺産」とは、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)によって、世界的に価値が高いと認められる無形の文化財で、日本ではこれまでに、「能楽」や「人間浄瑠璃文楽」、「歌舞伎」が提案されています。そして今年7月 … 続きを読む

聖なる火の祭り 阿寒湖畔の夜を照らし儀式と舞台を司る炎。

人は火とともに暮らしてきた 大地にも水にも草木にも…。すべてのものに神様が宿っていると信じている、アイヌの人々。もちろん、火にも神様が宿っており、火の神はとても位の高い神として崇められています。ですから、アイヌの人々は今 … 続きを読む

網走・歴史街道をゆく その3戦争から遺跡を守ろうと…。

遙か昔、それは今から1200年前のこと。 アムール川下流域から流氷に乗って、 網走などオホーツク沿岸へたどり着いた民がいました。 海獣を狩猟しながら豊かな文化を極めていた、流氷の民「オホーツク人」。 彼らの存在が明らかに … 続きを読む

語り部たちの素顔 その16「ところ遺跡の森」所長 武田修さん

サロマ湖鶴雅リゾート語り部の集い 「ところ遺跡の森」所長武田 修さん  今夜の語り部は、常呂遺跡の研究者、武田修さんです。スライドを使いながら、常呂遺跡の竪穴式住居跡やお墓跡などを見せてくれます。「1800年前のお墓です … 続きを読む

網走・歴史街道をゆく その2オホーツク文化の存在を実証したモヨロ貝塚。

遙か昔、それは今から1200年前のこと。 アムール川下流域から流氷に乗って、 網走などオホーツク沿岸へたどり着いた民がいました。 怪獣を狩猟しながら豊かな文化を極めていた、流氷の民「オホーツク人」。 彼らの存在が明らかに … 続きを読む

オホーツク暮らしびと その6正直に、気持ちよく、そしてわがままに「モノ作り」をしていきたい。

常呂郡置戸町は網走管内の南西端に位置するちいさな町。 大雪山の裾野にあって森林資源に恵まれ、木材と木工芸品の町として知られています。 その置戸町の町はずれ。トドマツやシラカバの木々に囲まれて、「KINA」という名の木工房 … 続きを読む

変わりゆく阿寒湖温泉・変えようとする人たち その4阿寒湖畔は、テーマ性と意義のある旅行地でありたい。アイヌ文化と清らかな湖水をたたえて。

阿寒アイヌ工芸協同組合 専務理事 秋辺 日出男さん 2008年も阿寒湖温泉のイベントがエキサイティングに始まっています。6月1日から始まった「千本タイマツ マリモの護(まも)り火」は旅行者が参加できるイベントで、単なる催 … 続きを読む

マリモ発見から約110年。謎が解き明かされて…。

 国の特別天然記念物に指定されている阿寒湖のマリモ。約110年前に発見されてから、さまざまな研究者が阿寒湖を訪れながらも、「なぜ丸くなるのか? 岩石に着くマリモや綿くず状の藻が湖底に堆積するマリモとはどう違うのか?」など … 続きを読む

松浦武四郎の足跡に触れる、遅き春の阿寒湖散歩。

ゆっくりとした雪解けの時を経て、阿寒の森も日に日に春の気配を色濃くしています。 今から150年前の春。和人未踏の未開地だったこの阿寒湖周辺に、初めて足を踏み入れた人。それが松浦武四郎です。 幕末から明治時代に活動した探検 … 続きを読む

変わりゆく阿寒湖温泉・変えようとする人たち その3今年5月、阿寒湖はフライフィッシングの聖地になる。

阿寒湖漁業協同組合 理事 桶屋 潤一さん 今から20年も前…。全国のスポーツフィッシング・エキスパートたちが、たびたび阿寒湖を訪れていました。その中には、日本を代表するプロアングラーでフィッシング・ジャーナリスト、故西山 … 続きを読む

網走・歴史街道をゆく その1豊かな文化を極めていた、流氷の民「オホーツク人」。

遥か昔、それは今から1200年前のこと。 アムール川下流域から流氷に乗って、 網走などオホーツク沿岸へたどり着いた民がいました。 海獣を狩猟しながら豊かな文化を極めていた、流氷の民「オホーツク人」。 彼らの存在が明らかに … 続きを読む

ロシアにもマリモが棲息していたなんて知らなかった!

 日本の天然記念物で知られる阿寒湖のマリモは、我が国固有の種ですが、世界には仲間がたくさんいます。その中でもロシアにもたくさんのマリモが生育しています。鶴雅では、このほどロシアからそのマリモを取り寄せ、鶴雅百花苑となりに … 続きを読む

語り部たちの素顔 その15・網走郷土料理名店会事務局長 堀口敏幸さん

北天の丘 あばしり湖鶴雅リゾートオホーツク語り部の集い 網走郷土料理名店会事務局長堀口 敏幸さん  今の時期は、網走産のキンキが一番脂が乗って美味しい食材です。このキンキ、網で獲るのではなく、地元ではほとんどが一本釣りな … 続きを読む