紅紫色の色彩美、サンゴ草をめでる

サンゴ草は、和名をアッケシソウ(厚岸草)といい、アカザ科の一年性の植物です。 海に接するような塩湿地に育つ塩性植物で、サロマ湖周辺の一部の地域で観ることができます。以前は群生していた場所もあったのですが、人の手で育てるこ … 続きを読む

湖上遊覧 観る、感じるディープな阿寒湖

阿寒湖を抱くように広がる原始の森があでやかに彩りを加え、秋色の絨毯を織り上げる季節です。 刻々と変化してゆく豊かな色彩を、遊覧船で湖面からも楽しんでみましょう。鶴雅ウイングスの中庭は湖へと続いています。 中庭を抜けると遊 … 続きを読む

「水の恵みを識る」

鶴雅グループの各施設は、良質の温泉、そして湖や清流など、水の恩恵を受けながら存在しています。私たち人間の体の70%は水でできていると言われるように、水は生命の源、そして自然が与えてくれた贈り物です地中深くから湧き出る水に … 続きを読む

素材紀行 【トマト】

鶴雅グループでは、北海道中の生産者さんから、直接食材を提供してもらっています。季節の味わい、地元の味わい、北海道ならではの美味しさが、お客様の旅をいっそう想い出深いものにできると信じているからです。今回は、そんな生産者さ … 続きを読む

イコロを拠点にアイヌ文化伝承のあり方を模索しつづけたい

アイヌ文化に出会って、広めて、深めていく【語る人=イコロ人形劇 演出家・脚本家 遠州まさきさん】 アイヌ文化の発信と継承の拠点として、昨年オープンした阿寒湖アイヌシアター「イコロ」。そして、この春オープンした、古代オホー … 続きを読む

カヌー人が語るカヌーと人生

原始の森に抱かれ、北海道を象徴するかのような澄んだ湖・支笏湖そして千歳川をベースに『バイエルンの風カヌー学校』を営む鳥畑博嗣さん。カヌーが大好き、カヌーのためならどこへでも行くというカヌー人・鳥畑さん。日本の競技カヌーの … 続きを読む

謎に満ちたオホーツク文化は 私たちの道しるべ

古代オホーツク文化の息づかいを感じるモヨロ貝塚館 【語る人=モヨロ貝塚館 館長 米村   衛さん】 今からおよそ1300年前、日本では奈良時代、世界では民族の大移動が起こり、各地に王国が成立した頃、北の大陸から北海道にや … 続きを読む

初夏の定山渓を歩く。

「定山渓 鶴雅リゾートスパ 森の謌」がある、札幌市南区定山渓。1866年に美泉定山という人が、温泉宿を開いたことが定山渓温泉の始まりと言われています。その後、鉱山開発に伴い定山渓鉄道が開通し、札幌の奥座敷と言われるように … 続きを読む

木が語る。

工芸からアートへ。 森羅万象にカムイ(神)が宿ることを知っているアイヌの人々。創り出すどんな小さなもの…、生活の道具であっても祈りのためのものでも、装飾のためのものであっても、魂が備わっていることを知っていました。だから … 続きを読む

定山渓のエゾエンゴサク

短い春を彩る「神の庭」のワイルドフラワー 札幌の奥座敷、定山渓にはまだまだ多くの自然が残っています。鶴雅グループ「森の謌」の庭にも雑木林があり、5月には北国の短い春を競うように彩る野の花に出会えます。中でも、エゾエンゴサ … 続きを読む

支笏湖の春紅葉(はるもみじ)

絵の具をそっとおいたような彩り   北海道の野山は半年近く雪に閉ざされてしまうからでしょうか。春、木々が芽吹く時のエネルギーはとてもまっすぐで強いものがあるように思います。そのエネルギーを見せてくれるが「春紅葉 … 続きを読む

サロマ湖の春

北へ帰る白鳥が春の息吹を運んでくれる   今年はサロマ湖周辺も雪が多く、春はいつもの年より遅く訪れそうです。毎年ゴールデンウイークあたりでも雪が降ることもあり、寒い日と少し温かい日を繰り返しながら、静かに春に近 … 続きを読む

津別峠の雲海

奇跡の地形が創り出す幻想の世界 ここ津別峠と阿寒湖とは、実は直線距離でたった15km程しか離れていないのです。阿寒湖とは森続きで繫がっているんですよ。6月1日、道道588号屈斜路〜津別間の冬の通行止めが解除されると津別峠 … 続きを読む

網走・藻琴の春

より道してみると新しい発見・感動に出会える 網走湖、サロマ湖、濤沸湖、能取湖、藻琴湖、オホーツク海、網走川と、5つの湖、海、川と他にはない多彩な自然景観を楽しめるこの地域、私は本当に好きですね。最近は、車で来られる方も多 … 続きを読む

やっぱり不思議マリモの謎?

1898年、初めてその存在を学会で発表され、「毬藻」(まりも)なる和名を与えられて以来、さまざまな研究が行われてきた「マリモ」。1952年には特別天然記念物に、1997年には環境省の「植物版レッドリスト」で絶滅危惧種にも … 続きを読む