素材紀行 【トマト】

鶴雅グループでは、北海道中の生産者さんから、直接食材を提供してもらっています。季節の味わい、地元の味わい、北海道ならではの美味しさが、お客様の旅をいっそう想い出深いものにできると信じているからです。今回は、そんな生産者さんの一人、トマトにこだわる農家さんをたずねました。

「トマトが赤くなると医者が青くなる」なんて言われているほどさまざまな効能があるトマト。高井秀美さんは、十勝・音更町で3代目として農業を継ぎ、熱意を持ってトマトを栽培しています。「農業王国・十勝でも、一番早いトマトなんです」と高井さん。年明けすぐに種を撒き、極寒の時期もハウスの中をいつも7℃に保ちながら大切に育てられます。5月下旬には赤くなり、6月になると手摘みで収穫します。現在育てているのは4種。中でも注目は『Mr.浅野のけっさく』というユニークなネーミングの中玉のトマト。高井さんは必要以上の水は与えず、トマト自身がしっかりと甘味を作るのを待ちます。さらに普通は店頭に並ぶ頃に赤くなるよう早めに収穫しますが、高井さんのところでは赤くなったものしか収穫しません。「畑で赤くした方が、絶対おいしい。だから赤くなってから収穫」というのが高井さんとトマトとの約束のようです。今年は、新品種『パルト』の栽培にも取り組んでいます。「これは十勝ではうちが初めて栽培するかも知れません。甘味が強く美しい色のトマトです。夏の終わりから秋にかけて、甘くておいしいトマトをお届けできます」と今から収穫が楽しみな様子。 朝食やランチビュッフェでも、トマトをたくさんご用意しています。ビタミン類が豊富で、血液の流れをよくし、さらに脂肪の消化も助けてくれるトマト。低カロリーもうれしいですね。鶴雅グループのお食事でトマトをひとつつまんだら、高井さんとトマトの約束を思い出してください。

 

高井 秀美
河東郡音更町宝来北1条4丁目2
TEL 090-7510-0852
メールアドレス HYPERLINK
“mailto:hidemi_takai@vesta.ocn.ne.jp”

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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