「伝統」タグアーカイブ
使う人への思いを込めた伝統の文様
阿寒湖のコタンの一角、伝統的な木彫り、美しい刺しゅう、そしてTシャツやストラップなど日常的に使えるものまで、さまざまなものが並ぶ「熊の家」。二代目である藤戸康平さんは、今最も注目されているアイヌ・アートの彫刻家です。「若 … 続きを読む
イコロを拠点にアイヌ文化伝承のあり方を模索しつづけたい
アイヌ文化に出会って、広めて、深めていく【語る人=イコロ人形劇 演出家・脚本家 遠州まさきさん】 アイヌ文化の発信と継承の拠点として、昨年オープンした阿寒湖アイヌシアター「イコロ」。そして、この春オープンした、古代オホー … 続きを読む
阿寒湖アイヌコタンの6人の作家が制作した彫刻。
イコロを訪れたなら、エントランスで少しだけ立ち止まってみましょう。そして6本の彫刻を見上げ、あなたの願いごとをそっとたくしてみませんか。その願いはきっと、遥かなるカムイのもとへと舞い上がる。 阿寒湖アイヌシ … 続きを読む
阿寒の森と湖のほとりに佇むアイヌ文化と芸術の館。
アイヌ民族の大いなる世界を、ここから…。 アイヌ民族の伝承文化を発信する拠点として、阿寒湖アイヌシアター〈イコロ〉が今年4月29日に本格オープンしました。舞台と観客席が近く、炎や水など、アイヌ伝統儀式に欠かせない設備も完 … 続きを読む
自然界を崇め感謝して生きるアイヌが教えてくれること。
「アイヌ」とは「人間」の意味。アイヌの人々はアイヌ(人間)たることを誇りとしていますから、子どもを諭す時などは、「そんな悪いことをしたらアイヌではなくなってしまうぞ。ウェンペになってしまうぞ」と言います。 そしてアイヌの … 続きを読む
阿寒湖の秋恒例 ロングラン野外公演 イオマンテの火まつり2010
ライトアップされた 阿寒の森を従え、夜空に炎が舞い、 人々は歌い踊る。 秋の阿寒湖の風物詩ともいえる恒例の野外公演、「イオマンテの火まつり」が、2010年も2カ月間に渡って開催されます。2010年は、会場であるアイヌコタ … 続きを読む
アイヌ刺繍に魅せられて
阿寒湖畔でひと針ひと針。心を込めてテケカラペ ー手仕事ー。 阿寒湖温泉街のアイヌコタン。その中の1軒「チニタ民芸店」に、今日も西田さんが座っています。作品の製作中は、お店に座っている間も刺しゅうの手を休めません。20歳で … 続きを読む
語り部たちの素顔 その17千家盛雄さん
あかん遊久の里 鶴雅語り部の集い 千家 盛雄さん 今夜は、阿寒湖のアイヌコタンで暮らす千家さんが、アイヌの人々の話をしてくれます。 「皆さん、アイヌとはどんな意味だと思いますか?アイヌとは『人間』という意味なのです。誇り … 続きを読む
火の傍らで舞う「アイヌ古式舞踊」が、「ユネスコ世界無形文化遺産」の登録提案に。
「ユネスコ世界無形文化遺産」とは、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)によって、世界的に価値が高いと認められる無形の文化財で、日本ではこれまでに、「能楽」や「人間浄瑠璃文楽」、「歌舞伎」が提案されています。そして今年7月 … 続きを読む
聖なる火の祭り 阿寒湖畔の夜を照らし儀式と舞台を司る炎。
人は火とともに暮らしてきた 大地にも水にも草木にも…。すべてのものに神様が宿っていると信じている、アイヌの人々。もちろん、火にも神様が宿っており、火の神はとても位の高い神として崇められています。ですから、アイヌの人々は今 … 続きを読む
変わりゆく阿寒湖温泉・変えようとする人たち その4阿寒湖畔は、テーマ性と意義のある旅行地でありたい。アイヌ文化と清らかな湖水をたたえて。
阿寒アイヌ工芸協同組合 専務理事 秋辺 日出男さん 2008年も阿寒湖温泉のイベントがエキサイティングに始まっています。6月1日から始まった「千本タイマツ マリモの護(まも)り火」は旅行者が参加できるイベントで、単なる催 … 続きを読む
10周年記念 イオマンテの火まつり
アイヌ民族に伝わる、歌と音楽、舞踊のイベント。 アイヌの人々は、自然界のあらゆるものをカムイ(神)と崇め、その恵みを受けられることに感謝を捧げながら生きてきました。カムイモシリ(神の国)に住むカムイが、アイヌモシリ(人 … 続きを読む
語り部たちの素顔 その13・千家盛雄さん
あかん遊久の里 鶴雅語り部の集い千家 盛雄(せんけ もりお)さん 今夜も千家さんがアイヌの人々に伝わる話しで語りかけます。「ところで、北海道という名はだれが名付けたか知っていますか?それは松浦武四郎です。幕末期、蝦夷地 … 続きを読む