オホーツク暮らしびと」カテゴリーアーカイブ

謎に満ちたオホーツク文化は 私たちの道しるべ

古代オホーツク文化の息づかいを感じるモヨロ貝塚館 【語る人=モヨロ貝塚館 館長 米村   衛さん】 今からおよそ1300年前、日本では奈良時代、世界では民族の大移動が起こり、各地に王国が成立した頃、北の大陸から北海道にや … 続きを読む

オホーツク暮らしびと その9サロマ湖でたった1軒、2代目海苔職人が言う。「同じものができないからおもしろい」

谷川水産 代表 谷川 哲也さん 谷川水産は、生産量の限られる海苔作りだけでは事業が成り立たないためホタテ養殖も行っていますが、安定性のあるホタテ養殖だけに移行しないのは、やはり「日本最北・海苔職人」の誇りがあるから。自社 … 続きを読む

オホーツク暮らしびと その8ちいさな町が温かい理由。それは、世代を超えて人を繋ぐ人がいるから。

オホーツク海とサロマ湖に懐かれた北見市常呂(ところ)町は、「ホタテと遺跡とカーリングのまち」。穏やかな気候風土や、常呂川が運んだ栄養豊富な土壌に恵まれて、農業と漁業が営まれています。何でもよく実り、大きく甘い魚介類がとれ … 続きを読む

オホーツク暮らしびと その7触って遊ぶから、おもちゃは楽しい。大人も童心に帰るファンタジアを。

森 美加さん 地元遠軽町育ち。動いたり考えたりできる仕事がしたくて『ちゃちゃワールド』を運営する、(株)生田原振興公社に就職しました。森さんが手描きし発行している施設だより「ちゃちゃだより」は、楽しくてついつい引き込まれ … 続きを読む

オホーツク暮らしびと その6正直に、気持ちよく、そしてわがままに「モノ作り」をしていきたい。

常呂郡置戸町は網走管内の南西端に位置するちいさな町。 大雪山の裾野にあって森林資源に恵まれ、木材と木工芸品の町として知られています。 その置戸町の町はずれ。トドマツやシラカバの木々に囲まれて、「KINA」という名の木工房 … 続きを読む

オホーツク暮らしびと その5追い求めたのは、農業の可能性。私は今でも「酪農家」。

ノースブレインファーム株式会社 代表取締役 大黒 宏さん 流氷が消え、紋別の海が春を迎えました。網走地方の北部に位置する興部(おこっぺ)町は、人口約4500人で乳牛は約1万2000頭というオホーツク沿岸部を代表する酪農地 … 続きを読む

オホーツク暮らしびと その4本業の塩づくりに対する思いと道楽の舞台に対する思いは、ほぼ同じ

湧別町で「オホーツクの自然塩」を製造し、芝居小屋「湧楽座」を経営する株式会社つらら代表取締役 南川 保則さん 連絡先:紋別郡湧別町栄町37-25TEL:01586-5-3703 南川さんの実家は、大正の初めから続く老舗の … 続きを読む

オホーツク暮らしびと その3常呂町のおだやかな海と、素朴な言葉が旅人を迎える。「しゃべりたい」思いが交差する場所。

cafe しゃべりたい オーナー 宇左美 良昭さん 一見、怖そうな風ぼうですが、常呂町の海のようにおだやかな人。趣味は木工制作で、時間を見付けては店や自宅を直したりペンキを塗って過ごします。店内の造作もほとんど自分で行っ … 続きを読む

オホーツク暮らしびと その2・常呂は北の楽園。 土壌と気候に恵まれ、何でも育つ。だからこそ、この地で、「畑のキッチン」を…。

常呂町農業協同組合代表理事組合長 小野寺 俊幸さん 小野寺さんは、常呂町のカーリング振興に最初から携わってきた人でもあります。トリノ五輪で「カーリング娘」旋風を巻き起こした、カーリング日本代表・主将の小野寺歩さんは、小野 … 続きを読む

オホーツク暮らし人 その11200年前を生きていた、謎の海洋民族・オホーツク人を追う。

それははるか昔。7世紀から9世紀の頃。アムール川下流域から流氷に乗って、このオホーツクへとたどり着いた民がいました。この民族は「オホーツク人」と呼ばれ、彼らが築いた「オホーツク文化」は未だ謎を残していますが、一方で多くの … 続きを読む