支笏湖は日本を代表する大カルデラ湖。「巨大な水がめ」と称されるように、最大水深が365メートルにも及ぶ日本で2番目に深い湖です。その深さゆえ水温は低く透明度が高いことが特徴です。そして、凜とした紺碧の水面を取り囲むのが、数々の名山と豊かな森。湖の北側には支笏湖一帯で最高峰の恵庭岳や、南側には風不死岳と、今なお火山活動を続ける樽前山がそびえます。これらの山は支笏三山と呼ばれ、名勝地支笏湖のシンボルとなっています。特に樽前山は山頂に溶岩ドームができた世界的に珍しい「三重式火山」で、北海道の指定文化財で天然記念物にも指定されています。
また支笏湖一帯の森には獣類から鳥類まで多種類の野生動物が生息しています。支笏三山は高山植物の宝庫で、初夏からはミヤマハンノキやイソツツジ、イワヒゲ、ウコンウツギなどが可憐な花を咲かせます。活火山の樽前山にも、その厳しい気象条件に適応し、タルマイソウ(イワブクロ)が咲き誇ります。
また支笏湖一帯の森には獣類から鳥類まで多種類の野生動物が生息しています。支笏三山は高山植物の宝庫で、初夏からはミヤマハンノキやイソツツジ、イワヒゲ、ウコンウツギなどが可憐な花を咲かせます。活火山の樽前山にも、その厳しい気象条件に適応し、タルマイソウ(イワブクロ)が咲き誇ります。
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緑豊かな風不死岳と活火山の樽前山。
支笏湖は、支笏・洞爺国立公園にある日本最北の不凍湖。