「定山渓 鶴雅リゾートスパ 森の謌」がある、札幌市南区定山渓。1866年に美泉定山という人が、温泉宿を開いたことが定山渓温泉の始まりと言われています。その後、鉱山開発に伴い定山渓鉄道が開通し、札幌の奥座敷と言われるようにまで発展してきました。昭和40年には「かっぱ伝説」が生まれ、毎年「かっぱ祭り」が開催されてきました。温泉街にある二見公園には「かっぱ大王」像(札幌出身の漫画家・故おおば比呂氏がデザイン)があるほか、温泉街のあちらこちらで北海道ゆかりの作家による「かっぱ像」に出会えます。人々の笑顔で賑わう温泉街をかっぱ達が見守っているかのようです。現在では、かっぱのキャラクターも定着し、定山渓温泉PR隊長〝かっぽん〟が人気を呼んでいます。
定山渓ちょっと観光スポット
定山源泉公園
定山渓温泉を開いた美泉定山の生誕200年を記念して造られた公園。
ゆったりとつかれる足湯や、源泉の温度を利用して
「温泉たまご」を作ることができます。
平成17年度「緑のデザイン賞」国土交通大臣賞受賞。
岩戸観音堂
国内で2番目の観光用有料道路として、昭和7年に開通した
小樽定山渓間自動車道の工事で亡くなった方への弔いのために昭和11年に建設されました。
観音菩薩像が安置されている洞窟へと続く入り口があります。
恋愛、受験などに御利益があると言われています。
7:00〜20:00 入場料300円
かっぱ大王像
二見公園に構えている「かっぱ大王」。
温泉街に点在するかっぱ像の代表的存在。
昭和40年に造られました。
湯の滝
国道(230号)から温泉街へ入って行くと
坂道の岩肌に添って見えてくる湯の滝。
かっぱ像にも湯が注がれ、源泉かけ流しの湯浴みかっぱに出会えます。
かっぱ像いろいろ
散策の途中、ふと視線を感じたら…それは伝説のかっぱたちからの「いらっしゃい」のメッセージかもしれません。温泉街のあちこちで出会えるかっぱ像。その一部をご紹介。ぜひ探してみて下さい。
毎日夕方6時からのステージを皮切りに、
国内外で活躍しているアーティストが登場。
定山渓神社の杜へ、お出かけください。
Jozankei Jazz Town 2013
日時/7月29日(月)〜8月4日(日)17:30 Open
場所/定山渓神社入場無料(小雨決行)
お問合せ/一般社団法人定山渓観光協会
011-598-2021
http://jozankei.jp/archives/1190
定山渓おいしいスポット
Cafe gakeno-ue崖の上
名前の通り、店内一番奥の窓際の席は、崖の上。季節ごとに彩りを変える渓谷美を眼下に自然の中に放り込まれたような開放感を味わえるでしょう。夏の間はアウトドアのウッドテラスもおすすめ。せせらぎを聴きながら、オリジナルブレンドの芳しいコーヒーと手作りのスイーツで心なごむひとときを。
定山渓温泉567-3 TEL011-598-2077
営/10:30〜18:00 12月〜2月は土・日・ 祝日のみ営業(16:30まで)
休/月曜(祝日の場合は翌日)※中学生以下は入店出来ません。
古くからあるお豆腐店。三代目となる大村現未さんが作る豆腐は、温泉街のホテルで提供されています。地下水を使って仕込む木綿豆腐(130円)は、素材感を味わえると人気。揚げ豆腐(4個入140円)、寄せ豆腐(200円)、こんにゃく(140円)もあります。工房の他、お隣の高平商店でも購入できます。
定山渓温泉東3丁目281 TEL 011-598-2065
営業時間、お休みなどは問い合わせ下さい。
喫茶&軽食フランセ
40年の歴史がある喫茶店。ていねいに淹れてくれるサイフォンコーヒー、長年変わらないオリジナルメニューに、地元はもとより遠くからも訪れるファンが多い。カレー、スパゲティ、そして道内産の良質の豚肉を使ったカツサンドは冷めても美味しいと評判。
定山渓温泉東4丁目306-1(国道沿い)TEL 011-598-3410
営業時間/10:00〜20:00(19:30オーダーストップ)
今年も開催!「森マルシェ」
地元産を中心に新鮮な野菜や果実がたくさんの市場「森マルシェ2013」。今年も毎週土曜・日曜にホテル前にて開催しています。「森の謌」で焼いている自家製パンも並びます。どなたでもご利用いただけますので、気軽にマルシェに遊びにきてください。
期間/2013年10月末までの毎週土曜・日曜時間/9:30〜16:00