冬の北海道を代表するファンタジックイベント「千歳・支笏湖 氷濤(ひょうとう)まつり」

 1978年から続く「千歳・支笏湖 氷濤まつり」は、会場である支笏湖温泉園地に約10の巨大氷像が居並ぶ冬の名物です。これは支笏湖の湖水を約15万トンもくみ上げ、連日連夜スプリンクラーで吹き付けながら地道に作り上げるもの。昼間に訪れると氷像は美しいブルーで、その色に感嘆し「色を付けていの?」と聞く人もいるそうですが、氷像は100%支笏湖の水です。支笏湖の水は、2008年の環境省公共公用水域水質測定で日本一になった清らかな水で、この水を重ねてゆくと、このような美しい「支笏湖ブルー」の氷像が完成するのです。
氷像オブジェのほか、氷のトンネルゲートや氷の遊具も点在し、大人も子どもも大喜び。そして夜になると氷像はライトアップされ、会場全体が光と色彩にあふれる幻想の杜になります。2011年は期間中連夜に花火大会が行われ、ゲームや味覚サービスなどと共に約27万人が愉しみました。

[写真上:会場風景]
「支笏湖ブルー」が美しい昼間の氷像。スプリンクラーで吹きつけた独特の形状が魅力です。

[写真下:会場風景 夜]
色と光の杜と変わる夜の「氷濤まつり」で幻想散歩を。

会場風景
会場風景 夜

千歳・支笏湖 氷濤まつり

開催期間/例年1月下旬~2月中旬
ライトアップ時間/16時30分~22時
会場/支笏湖温泉 園地
入場料/無料(サービスプラザの飲食メニューは有料)
問い合わせ先/支笏湖まつり実行委員会
TEL.0123-23-8288