北海道の夏は、青い空が大きく広がるとても気持ちの良い季節です。
そんな北海道の中でも、特に網走やサロマなどのオホーツクエリアは、
ほどよい暖かさとさわやかな空気が満ちる、とびきりの夏気候。
だから太陽や水、フィールドと思い切りたわむれることができます。
それぞれのステイ先で、その日、その時間に楽しめることはたくさん!
網走とサロマエリアでアクティビティのガイドを務めている「タマリスク」の代表、
引地俊介さんに紹介してもらいましょう。
その日の天気や気分で自由に選べるツアー、
「網走 楽しみ隊」で小さな空き時間から、まる1日遊びまで。
組み合わせ自在の自由なツアーが始まった。
2011年の網走エリアのアクティビティは、もっと「自由」になります。従来のツアーはだいたい開始時間が決められており、1種のアクティビティのみを選ぶ、というものでした。しかし今シーズンからのタマリスク・ツアーは、その季節に楽しめるいくつかの内容をお客様にお知らせしておき、実際のツアー時にやってみたいものをチョイスしていただくというものです。開始時間も限定せず、小さな空き時間を楽しむものから、3種くらいのアクティビティを組み合わせて1日たっぷり楽しむものまで…。とにかくお客様の希望に合わせてアレンジするのが「網走 楽しみ隊」です。たとえば、”ホテル到着後すぐに出かけたい”とか”夕食までの1時間半で何かをしたい”というすき間遊びでももちろんOK。短時間でもアブラコやクロソイなどが驚くほど釣れる「チョイ釣り」のポイントや、自然いっぱいのノルディック・ウォークへとご案内いたします。
クワガタ捕りや展望、
ウォークナイトウォッチングも。
ほか、クワガタを捕るトラップを製作して実際に仕掛けに行ったり、サロマ湖から網走まで自転車ツーリングをして、天都山からオホーツク海や知床連山、斜里岳などの大きな眺望を楽しむというツアー。そして降ってきそうなほどの星々を観賞するナイトウォッチングなど…。とにかく多彩な内容から選んで、自分らしい「網走楽しみ隊」の夏を楽しんでみてください。
北海道遺産のワッカ原生花園を
ノルディック・ウォークやサイクリングで深呼吸。
夏のとっておきはフラワーサイド・ウォーク。
夏のサロマといえば、花盛りの「ワッカ原生花園」が代表的スポット。ここではノルディック・ウィークで花々の息吹を深呼吸しましょう。長さ約20キロメートルに及ぶ海岸草原にさまざまな花が咲き競います。初夏を迎えるとヒバリがさえずる空のもと、エゾスカシユリやハマヒルガオが咲き、そしてハマナスの深紅やハマエンドウの青紫などが彩りを添えます。
サイクリングをしてチョイ釣りまで楽しもう。
また、ワッカ原生花園の中を自転車でツーリングし、釣りの絶好ポイントへ行って「チョイ釣り」まで楽しんでしまおうという、2倍楽しいツアーもあります。元気なカレイやアブラコが大勢待っていますよ。
フィッシング・アウトドアガイド タマリスク 代表
引地 俊介さん
北海道北見市出身。釣り雑誌「ルアーマガジンリバー」など数誌にフォトエッセイやコラムなどを連載中。
宇宙の神秘を感じる真夏の夜の
スペシャルイベント。
みずがめ座流星群を見るツアー
2011年の夏の阿寒では流星群を見るツアーを予定しております。これは一般的な星空ウォッチングとは感動も別格! 月明かりの影響を受けない夜空に天の川が描かれ、そして次々と流星が現れては消えてゆきます。みずがめ座流星群は、明るい流星が消えたあとに残る「痕(こん)」と呼ばれる雲のような残像が特徴。とにかくファンタジックなページェントが目の前で繰り広げられます。また、森のパワーを感じながらノルディック・ウォークで観察ポイントまで行くというお楽しみもありそう…。ぜひご期待ください。
支笏三山が呼んでいる。
初心者でも楽しめる樽前山登山が大人気。
支笏湖は、風不死岳と恵庭岳、そして樽前山の支笏三山に囲まれており、登山愛好家にとって人気のスポットです。三山のうち風不死岳と恵庭岳は上級者向けですが、樽前山は登山口の七合目ヒュッテまで車道が通っているなど、初心者でも気軽に楽しめる山で、七合目からは1時間程度で溶岩ドームへたどり着きます。また夏の樽前山は花ざかり。6月下旬には「イソツツジ」が白い手まりを咲かせ、7月には「タルマイソウ」の愛称で親しまれる「イワブクロ」が鮮やかな紫を誇ります。
【名峰樽前山登山】ガイド同行・保険付・お弁当付・軽登山靴レンタル付 おひとり様 6,500円
■開始時間:8時30分~約5時間 ■催行日:10月中旬まで毎日催行(※悪天候時は中止になります)
■予約締め切り:前日正午までご予約ください ■対象年齢:小学生以上 ■催行人員:1名様からOK。