「オホーツク自動車道」は70％が水辺を走るロード。

　網走市網走駅近くの網走川添いを起点として、北見市常呂町栄浦のサロマ湖畔を終点とする「オホーツク自転車道」は、全体的にこう配は緩やかで、途中３カ所に「駐輪所」があります。駐輪場には広い駐車場とトイレ、休憩スペースなどが完備されているので、途中の好きな駐輪場を選び、そこからスタートすることができます。所用時間や体力に合わせて、気軽に乗り出すことができることも「オホーツク自転車道」の魅力ですが、このサイクリングロード最大の素晴らしさはやはり風景でしょう。網走川の水面に添いながらスタートすると、その道はやがて網走湖畔へと出ます。おおらかな網走湖とともに走った後は、緑豊かな網走刑務所二見ヶ岡農場の中を走り、再びの水辺、能取湖へと出ます。卯原内の「サンゴソウ群生地」のすぐそばを走るので、サンゴソウが赤く色づき始める８月中旬以降はこのエリアをお見逃しなく。そして能取湖畔に添って走り続けたあとに見えて来るのは、たおやかに広がるオホーツク海です。ハマナスの香りを感じながら目指すは終点のサロマ湖。この時がもし夕暮れ時だったら…。オホーツク海を染める夕日に出合えるかもしれません。

「オホーツク自転車道」の終点、サロマ湖。もちろんサロマ湖からスタートし、網走方面へ向かうのもあり！

能取湖畔の卯原内には鉄道公園があります。休憩ポイントにどうぞ。

網走湖畔を行く！ 元鉄橋では湖を眼下にでき最高の気分。