The Lake Festival in Winter.
さぁ、北海道のいちばん北海道らしい季節が幕開けました。氷点下を越える寒さがやって来ると、湖も結氷し広大な大地となります。そして各地の湖では、結氷した湖上や湖畔の園地などで、それぞれに趣向を凝らしたイベントを作り上げています。「思い切り楽しんでもらいたいから!」。その思いだけで、寒さを物ともせず会場作りや催し運営に関わってきた、ミスター・冬まつりたちの熱いメッセージをご紹介します。
昼間は支笏湖ブルーの氷像が、
夜はライトアップされ幻想の杜に。
2009年で32回目を迎える「千歳・支笏湖 氷濤まつり」は、例年期間中に27万人もの人が訪れてくれます。会場には約10の巨大氷像が作られますが、これらは支笏湖の水を約15万トンもくみ上げ、連日連夜地道に吹き付けて作られます。
支笏湖の水は2008年の環境省公共公用水域水質測定で日本1になったきれいな水で、この水を重ねると「支笏湖ブルー」と呼ばれる青い氷像ができあがるのです。会場に来られた方にはよく、「色をつけているの?」と聞かれますが、これは100%支笏湖の水。それだけ魅惑的な「支笏湖ブルー」なのです。夜は鮮やかにライトアップされてとれもファンタジックです。また今回は会場入口のアーチを氷のトンネルのような趣向にしましたので、ぜひお楽しみに。
千歳・支笏湖 氷濤まつり