サロマ湖鶴雅リゾート
語り部の集い
「ところ遺跡の森」所長
武田 修さん
今夜の語り部は、常呂遺跡の研究者、武田修さんです。スライドを使いながら、常呂遺跡の竪穴式住居跡やお墓跡などを見せてくれます。「1800年前のお墓ですが、中にはよく小刀などの鉄製品が入っています。当時、オホーツク人たちはサケマス、クマの毛皮などで交易をし、中国などから鉄の道具を手に入れていたと考えられます。貴重な鉄製品は子供のお墓からも見つかっており、オホーツク人は子供も大切な社会の一員と考えていたと思われます」。このような説明に参加者たちも興味津々の様子でした。