地域の情報溢れる大自然への案内状。

鶴雅グループの各館の周辺には、その地域の自然のなりたち、動植物の生態などをより深く学べる「エコミュージアムセンター」や「ビジターセンター」があります。また見どころやアクティビティ案内など、訪れる人が欲しい旬の情報がたくさん。
北海道の多様性に富んだ大自然への入り口を訪ねてみませんか?

 

支笏湖ビジターセンター

支笏湖のほとりにゆったりと建つビジターセンターには年間17万もの人が訪れます。道都・札幌にほど近い場所でありながらこれだけの自然が残っている貴重なエリアです。その自然を「森の世界」「山の世界」「湖の世界」に分けて大型の写真や模型で展示・紹介しています。 6名のスタッフが自ら歩いて収集した自然情報も手作りでインフォメーション。支笏湖周辺の動植物とそれを育む自然を楽しんでください。

 

写真左:館内の「支笏自然探訪ターミナル」では、森、山、湖とテーマ別に分かれた分かりやすい展示で支笏湖周辺の自然を学べます。家族連れも多い施設です。


支笏湖ビジターセンター
千歳市支笏湖温泉番外地 TEL 0123-25-24040123-25-2404 開館時間 4月〜11月 9:00〜17:30
12月〜3月 9:30〜16:30 休館日 12月〜3月は毎週火曜日、年末年始
入館料は無料ですが、別途駐車料金がかかります
ホームページ http://www15.ocn.ne.jp/~sikotuvc/

 

「館内には現在は公開されていない『苔の洞門』の実物大写真もあります。
支笏湖周辺の自然情報を細かく発信していますので、ぜひお立ち寄り下さい」とスタッフの吉田香織さん。

 


阿寒湖エコミュージアムセンター

マリモの湖「阿寒湖」とその周辺の自然を五感で感じられるように親しみやすく紹介しています。特にアクティビティサロンは床一面が1000分の1サイズの航空写真になっていて、阿寒湖を取りまく自然と点在する観光ポイントを写真上に表示されています。また、湖に生息するマリモ、阿寒が原産湖のヒメマスやアメマスなど水槽展示も見応えがあります。館内からは阿寒の森や湖へ続く遊歩道があり、90分程のガイドツアー(1人1000円)は季節を問わず人気です。

 

写真左:床一面の航空写真で広い阿寒国立公園の様子が学べる他、インフォメーションサロンではスタッフ手作りの情報や、図書コーナーなど憩いのスペース、映像を楽しむ空間もありす。

 

阿寒湖エコミュージアムセンター
釧路市阿寒町阿寒湖温泉1-1-1 TEL0154-67-4100
開館時間 9:00〜17:00 休館日 毎週火曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
入館料は無料ですが、別途駐車料金がかかります
ホームページ http://business4.plala.or.jp/akan-eco/

 

阿寒が大好きな自然解説員の小川彰太さん。「地元の教育機関としても多くの子供たちに利用されている施設です。

マリモを見られるのはマリモ展示観察センターとここだけ。ぜひ阿寒の自然に触れて下さい」と話します。

 


もりのパレット 川湯エコミュージアムセンター

阿寒国立公園の川湯地域の自然をくまなく紹介しているのが、川湯エコミュージアムセンターです。通常温泉は、地下水の下の層に流れているのですが、ここ川湯は地表と地下水の間に強硫黄泉の温泉が流れています。そのため植物にとっては生息しづらい環境なのですが、アカエゾマツはあえて病害虫も生息しづらい環境を選び、酸性土壌の川湯地区に森を作ったのでは…と言われています。「こうした自然の不思議が川湯地域にはあふれています」と話す自然解説員の斎藤敬子さん。おすすめは、静かなアカエゾマツの森の散策。約20分のスタッフによる無料ガイドウォークです。その他にもつつじヶ原を抜けて硫黄山への散策やクラフト体験なども。センター内をじっくり楽しんだら、ぜひ周辺を探索してみましょう。また、神秘の湖・摩周湖、日本最大級のカルデラ湖・屈斜路湖などの情報も入手できますので、ぜひ立ち寄りたい場所です。

 

写真上:アカエゾマツの森の散策は、短い時間でも心身ともにリフレッシュできる不思議な時間をくれます。

 

川湯エコミュージアムセンター
川上郡弟子屈町川湯温泉2-2-6  TEL.015-483-4100015-483-4100
開館時間 4~10月 8:00~17:00(無休,4月は水曜休館) 11~3月 9:00~16:00(水曜休館)
ホームページ http://www6.marimo.or.jp

 

「展示を見て、散策などを楽しんで、ぜひゆっくりと川湯の自然を体感してください」と自然解説員の斎藤敬子さん。