春の息吹を感じるノルディックウォーク

阿寒、網走、サロマエリアをアウトドアガイド
「タマリスク」がエスコート

 北欧やドイツでは定番のフィットネス、「ノルディック・ウォーク」で自然の懐を散策してみませんか?「ノルディック・ウォーク」は2本のポールで地面を突きながら歩く有酸素運動で、普通のウォーキングよりも40%アップの最大消費カロリーが期待できます。しかも全身の約90%の筋肉を使うので、全身運動になり、常にポールが支えになるので、足や腰への負担を軽減します。ですから普段はあまり歩けない方でも、「ノルディック・ウォーク」であれば気軽に楽しむことができそうです。これからは大地が劇的に変わってゆく季節。阿寒、網走、サロマエリアで「ノルディック・ウォーク」のガイドを務める、「タマリスク」の代表、引地俊介さんに、とっておきの「春歩き」を教えてもらいました。

野鳥や動物を呼びながら、
約2キロのウォークを楽しむ朝。

「ノルディック・ウォークはポールのサポートのおかげで、坂道や砂利道など普段アプローチしにくい場所でも歩きやすくなります。脚だけで歩くよりも、長い距離を歩けますので、高齢者の方も気軽に参加できることも〈ノルディック・ウォーク〉の魅力ですね。
 私たち『タマリスク』のツアーの特色として、“野生動物を呼ぶ”という趣向があります。阿寒の春でしたら、五円玉2枚を使ってピーピー、と音を鳴らすと…。ブルル、ブルルと鳴きながらエゾライチョウがやってきます。初夏近くになると子連れの姿も見られます。
 また阿寒の森は山菜が豊富なので、タラの芽やギョウジャニンニクなどをつむ楽しみもありますね。サロマはワッカ原生花園を歩きます。芽吹きを感じながら、運が良いと残った流氷を見ることができます。5月後半からは時期ごとに咲く花々が楽しめます。網走の春はやはりミズバショウですね。また海沿いでサケの稚魚を見ることもできますし、ゴールデンウイーク中はコブシの白い花が美しく、5月後半はヤマザクラが見事です。歩く距離は2キロメートルほどですが、野鳥や動物を呼んだり、花を見たりしながら、歓声と感動が随時生まれるノルディック・ウォークが“タマリスク流”です。」

ノルディック・ウォーク

引地俊介さん

フィッシング・アウトドアガイド タマリスク 代表

引地 俊介さん

北海道北見市出身。釣り雑誌「ルアーマガジンリバー」など数誌にフォトエッセイやコラムなどを連載中。

「タマリスク」が対応するホテル

鶴雅  鄙の座  花ゆう香
サロマ湖鶴雅リゾート  北天の丘

[ノルディック・ウォーク]
申し込み:前日の18時までにフロントへ
■時間:8時30分~9時30分
■料金:2,100円(ガイド・ドリンク・ポールレンタル付き)
※運動靴は各自ご用意ください。 ※ポールの長さが合わないお子様は利用できません。
お問い合わせはご宿泊される各ホテルフロントまで TEL:0154-67-2531